3人目が生まれてから、長男を育てていたころの自分を振り返ることがある。あのとき、少し過保護すぎたと感じた場面がいくつかあった。
たとえば長男が生まれる前、夫婦ともに希望して妻が3Dエコー検査を2回受けた。初めての子どもなので、早く顔が見たい・動いているところが見たいという気持ちから。(それでも2回は多いですね)
後悔はない。ただ、もらったDVDはまだ一度も見返しておらず、あのときの感動は少し薄れてきている気がする。
3人ともに同じように愛しているが、長男は私たちにとって初めての子どもだ。あのころの熱量は、それだけ特別なものだったと思っている。
長男のころは何かと過保護だった
一番大きく変わったのは食事まわりだ。
長男が小さいころ、食事をこぼすたびに即座に片付けていた。床に落ちたものは、絶対に食べさせなかった。
外遊びで転んだときも同じだ。長男が転ぶたびにすぐ駆け寄り、傷がないか確認した。
階段は3歳ごろまで、必ず手をつなぐか抱っこして上り下りしていた。
三男はかなり自由にさせている
三男はまだ幼児で、イヤイヤ期真っただ中だ。長男のころとは対応がちがう。
食事をこぼしても、すぐには拭かない。床に落ちたものを食べようとしたら止めるが、長男のときは食べようとすることすらさせなかった。
転んでもひどいけがでなければ、しばらくほっておく。
階段は自分で上り下りしている。転ばないよう目は向けているが、手を貸すことはほとんどない。
手を抜いているのではなく、慣れてきた
「手を抜くようになった」と書くと聞こえが悪いが、慣れてきたという表現のほうが近い。
長男のころは何が危険で何が問題ないかの感覚がなく、何でも過剰に反応していた。
経験を重ねた分、許容できる範囲が広がったのもあると思うが、3人いるので単に余裕がなくなったというのもあるかもしれない。
「お兄ちゃんだから我慢して」は言わない
一方で、意識的に変えていないことがある。妻も同じ考えだ。
長男・次男に「お兄ちゃんなんだから我慢して」とは言わない。下の子がわがままを言ったとき、上の子という理由だけで理不尽に我慢させるのは違うと思っている。
三男はイヤイヤ期で、特に次男に対してたたく・けるといった暴力をふるうことがある。次男はやさしいので我慢しているが、たまに反撃する。
次男が押し返したりすると、体格差があるため三男がテーブルなどにぶつかって危ない場面もあり、反射的に次男を叱ってしまうことがある。ただ、先に手を出したのは三男なので、次男だけを叱るのは違う。
長男・次男がいけないことをしたときはもちろん叱るが、そのときの理由は行動に対してであって、「お兄ちゃんだから」ではない。
上下関係は意識させたい
兄の言うことに絶対服従、というのは違う。ただ、弟が兄をまったく敬わないのも違うと思っている。
理想は、弟が兄を尊重しつつ、間違っていると思うことは言える関係だ。兄も弟を尊重しながら、間違いを正してあげられると良いと思う。
社会に出れば上下関係は必ずある。そこでうまくやれるよう、子供のころから意識させていきたいと思っている。
長男が小学校中学年になって
最近の長男を見ていると、少しずつ変わってきたと感じる場面がある。
お菓子を次男・三男に分けてあげることがある。YouTubeのチャンネル争いで譲ってあげる場面も増えた。
自分から勉強をやるようになり、家事を手伝ってくれることも出てきた。強制したわけではなく、自然にそうなっている。
まとめ
- 変わったこと:食事のこぼれ・転倒・階段などへの対応が緩くなった。経験が積まれた分、許容範囲が広がった。
- 変えていないこと:「お兄ちゃんだから我慢して」は言わない。上の子という理由だけで理不尽に扱わない。
- 上下関係の考え方:弟が兄を尊重しつつ、間違いを言える関係が理想。社会に出たときのための準備でもある。
- 長男の変化:弟に譲る場面が増え、自分から勉強や家事を手伝うようになってきた。

