以前の記事に続いて、絵本シリーズの第2弾。今回も3兄弟全員がお世話になったシリーズに絞って紹介する。
どの本も「1冊読んだら別の話も読みたくなる」タイプのシリーズなので、気に入ったらシリーズを通して楽しめる。
そらまめくんシリーズ
作者はなかやみわさん。出版社は福音館書店。
そらまめくんの宝物は、雲のようにふわふわで綿のようにやわらかいベッド。だからだれにも貸さない。ある日そのベッドが突然なくなり、探し回ってやっと見つけると、うずらがたまごを温めていた。
登場するのはそらまめくんをはじめ、グリンピースくん、さやえんどうくん、ピーナツくんなど、みんな豆のキャラクター。
絵が細かくて丁寧で、豆の粒ひとつひとつまで描かれている。読んでいると豆の種類がだんだん覚えられる。そらまめが夕飯に出た時、長男は「そらまめってこれか」と言いながら食卓の豆と見比べていた。(読み聞かせが食育になった)
対象年齢は3〜5歳ごろだが、うちでは長男から三男まで、それぞれの時期に読んだ。話がシンプルでわかりやすいので、小さいころから読み聞かせやすい。
シリーズは続編も複数出ている。「もういっかい!」とリクエストされることも多い。読み終わっても「もう一回」が来るので、読み聞かせが長くなる。
くれよんのくろくんシリーズ
作者はなかやみわさん。そらまめくんと同じ作者。出版社は童心社。
色とりどりのクレヨンたちが主人公のシリーズ。白い画用紙に黄色・赤・ピンク・緑のクレヨンたちが次々と絵を描いていくが、くろくんだけは「黒くなってしまう」と仲間に入れてもらえない。
そこへシャープペンのお兄さんが現れ、くろくんに方法を教える。くろくんが画面全体を黒く塗った後、シャープペンで引っかくとカラフルな花火が浮かび上がる。黒いくろくんがいちばん活躍する瞬間。
花火のページは何度読んでも盛り上がる。知ってる展開でも子供たちは楽しそうだ。
絵のタッチはそらまめくんシリーズとよく似ている。同じ作者だから当然だけど、片方が好きになるともう一冊も引っ張り出してくる。うちもそうだった。(両方セットで沼にはまる)
長男から三男まで全員に読み聞かせてきた。くろくんが仲間に入れてもらえないシーンが続くぶん、花火のページの解放感がひときわ際立つ。こちらも続編が複数出ている。
パンどろぼうシリーズ
作者は柴田ケイコさん。出版社はKADOKAWA。
食パンを被ったねずみ・パンどろぼうが主人公のシリーズだ。世界中のパンが大好きなパンどろぼうは、毎日パン屋のパンを狙い続ける。
ある日ついに見つかってしまい、パン職人として修行することになる。
絵の表情が豊かで、パンどろぼうがパンに目を輝かせる顔、見つかってあわてる顔など、ページごとに表情が変わる。それを見て子供が声を出して笑う。
シリーズ累計230万部を超える人気作で、続編も複数出ている。
3兄弟全員が好きだが、次男が特にお気に入り。
パンを盗もうとするシーンのたびに「またパン盗もうとしてる」と笑いながら読んでいる。こっちもつられて笑う。一緒に笑いながら読める絵本はそんなに多くないので、このシリーズは読み聞かせがしやすい。
先日、近くのショッピングモールにパンどろぼうの着ぐるみが来た。子供たちは着ぐるみとは思っていないだろうが、「パンどろぼうに会えるよ」と伝えたら目を輝かせていた。
今回の3シリーズは、うちの子たちが長男から三男まで順番にお世話になってきた本たちだ。まだ紹介できていないシリーズもあるので、続きはまた。
この記事で紹介した絵本
そらまめくんのベッド(なかやみわ)
くれよんのくろくん(なかやみわ)
パンどろぼう(柴田ケイコ)

